見つけました。秋の七草の一つで清楚な
雰囲気の撫子(なでしこ)です。
大和撫子も健在でした。
この絶妙な色合いの植物は山葡萄(やまぶどう)と
教えられましたと記載しましたが、洋種山牛蒡
(ようしゅ やまごぼう)の間違いでした。
川辺だったので聞き違えたようで失礼しました。
美しい色と形ですが、有毒植物とのこと。
口にしないよう気をつけましょうね!
如何して彼岸花(ひがんばな)はいつもちゃんと
秋のお彼岸に合わせて咲くのでしょうか?
気温の変化、光の量、太陽の方角等々が総合的に
作用するのでしょう。今年は涼しかったせいか
幾分開花が早かった気がしていますが・・・
別名、曼殊沙華(まんじゅしゃげ)とは天上の花の意味
だそうで吉兆として天から紅い花が降るとのこと。
やはり天の配剤であれば期日を違えることは
ありませんね!
今回の旅は本当に恵まれていて中世夢が原を訪ねた日
夕方から野外広場で大神楽があるというのです!
第一部は神事的な神楽で中世から綿々と続くものです。
第二部は仮面付けの演劇的な近世系の神楽の演目
でしたが、深夜に及ぶため途中で失礼しました。
美星町には鎌倉から室町時代にかけての吉備の暮ら
しにタイムスリップできる夢の場所があります。
村の入り口には辻堂があり、更に進むと農家や
藍染の家、本物の登り窯まであります。
何軒か店々が並ぶ様子や、
山城には櫓があり、のぼれば360度の展望が!
城主の立派な館もあり、親方様の気分も味わえます。
美星町(びせいちょう)は岡山県井原市にあります。
その名の通りいつでも綺麗な星空が見られるように
日本でいち早く「光害防止条例」を1989に制定して屋外の照明は必要最小限、水平以上に光を漏らさない
ことが徹底されていて、これも足元のみの灯りです。
美星町には国立の美星天文台があり、嬉しいことに
一般公開されていて、身長よりも大きな天体望遠鏡
で星々に出会うことができます。右奥の建物です。
現在は井原市星空公園として親しまれている標高
500mの丘の上に元美星水路観測所があり、海図作成基準の測地と天文航海暦作成のための天文
観測をしていたそうですが、2008年にその役目は
終えたとのことです。ロマンがありますね。
美星てふ天文台にて月見かな 美酒々