銀杏(いちょう)が美しく輝き始めました。
この温かみのある黄色が大好きです。しかし
「黄落」とか「銀杏落葉」という季語があるように
落葉ははらはらはらはら大量に舞い落ちます。
そんな時に活躍するのがこれ、竹ぼうきです。
黄落や 立てかけられし竹箒 美酒々
銀杏(いちょう)が美しく輝き始めました。
この温かみのある黄色が大好きです。しかし
「黄落」とか「銀杏落葉」という季語があるように
落葉ははらはらはらはら大量に舞い落ちます。
そんな時に活躍するのがこれ、竹ぼうきです。
黄落や 立てかけられし竹箒 美酒々
皆さまご存知の石蕗(つわぶき)、海岸近くのは元気一杯
で葉は厚く、茎は太くて花も丈夫そうに見受けます。
俳句では石蕗の花を(つわのはな)と読みます。
海育ち丈夫がとりえ石蕗の花 美酒々
海岸でよい空気を沢山吸って散歩からの帰り道、生垣に
沢山の実がなっていて、中には裂けて種が顔をだすのも
あり名前がわからないので取り敢えず写真に収めました。
帰宅後調べると海浜植物の扉(とべら)と判りました。
節分にこの枝を扉に挟んで魔除けにする風習があり
扉の木と言われていたのが自然に短縮され、とべら
になったそうです。
詩吟の合宿で九十九里に行きました。朝食前の散歩です。
人が少なく静かな浜が続く冬の海、名の通りの太平洋!
遠くに海鳥がいて試したらどうやら写っていました。
都会では味わえない清々しい朝の散歩でした。
小石川植物園の中に白山御殿跡の日本庭園があり、
しぐれの雰囲気はしっとり穏やかな佇まいです。
行き交う人も少な目で都心にいることを忘れます。
しぐるるや 白山御殿の池の端 美酒々
小石川植物園にいろは楓の並木道があります。
訪れた14日はまだあまり紅葉していない中、
この一本は日当たりが良いのか、美しい姿を
見せていました。
初しぐれ いろは楓の友禅染 美酒々
文京区に焙烙地蔵(ほうろくじぞう)で有名な大圓寺が
あり、その境内に珍しい草を見つけました。
「にせこばんそう」と言いますと教えられ帰宅後早速
調べたら贋小判草、または偽小判草と判明。
小判型でこれは種が少し飛んで矢羽のようになって
いることがわかりました。
手入れの行き届いた境内には瑞々しい柚子もありました。