帰 国 の 途 に

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気ままに過ごしたパリ滞在も予定日数は瞬く間に過ぎ、
いよいよ帰国の途につきました。

IMG_3274空港の近くは先行機も多く美しい機影を楽しみながら、
程なく結氷の世界の上空に入り延々と続きます。

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二度目の食事を終えた頃、日本上空に入り、身支度を
ゆっくり整えると、定刻よりは大分早めに羽田に到着
しました。皆さまお疲れさまでした。

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長いこと旅の徒然にお付合い頂き有難うございました。

シ ル エ ッ ト

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滞在中、定まらない妙な空模様が続きましたが雨あがり
には薔薇色の空が大きく広がり、美しいシルエットを
見せてくれました。
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高層建築がない空の広がりを改めて感じました。

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ポ ン ヌ フ

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名前は新しい橋、でも実は17世紀王政時代に架けられた
パリに現存する橋では一番古いのがポン ヌフとのこと。

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朝、散歩がてら歩いていたら何人ものジョキング愛好家
が元気に通り過ぎて行きました。

IMG_2558あちらこちらに彫刻が施してあり、街灯の台座部分にも
長いひげを蓄えた老人が四方に睨みを利かせています。

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ソ ル ボ ン ヌ

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シテ島左岸、坂をグングン上るとフランスの頭脳の集積
地ソルボンヌに至ります。パリ大学やリセのどっしりと
した建物が並び、無用の者は寄せ付けぬ雰囲気です。IMG_3252

IMG_3253日々研鑽に明け暮れるのに、この石造りの堅牢さは
木造育ちの人間には、一寸息苦しく感じました。
明治の頃の留学生達はどのように適応していったのか
とあらぬ方に興味を持ちました。
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歩き疲れてサンジェルマン デ プレの素敵なカフェに
腰を下ろした時は、足の痛みに耐えかねて不機嫌に
なり、顰蹙をかいました。
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消 防 車

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訓練の一環か、消防車がノートルダム寺院前の広場に
停まり、珍しい取り合わせなので思わずシャッターを
切りました。何台も駆け付けたわけではないのでごく
日常的な情景だったのかもしれません。どこの国でも
消防は地道な予防への取り組みが最重要ですね!

サン ミッシェル

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何度も出入りした地下鉄のサンミシェル駅、駅の上の
広場には立派な銅像と怖い形相の怪物が。

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あ、これもガルグイユですかね?

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路 地

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細い道は並行しているように見えてかなりカーブがあり
慣れない内は歩けど歩けどとんでもない方向に出ます。

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先が見えないので一寸した冒険心もくすぐられ、意外な
所にでると観光客には喜びです。

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パン屋さん(boulangerie)

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IMG_2549それはそれはおしゃれで美味しく種類も豊富なパン屋
さんでした。堅めの種類を選んだら快く好みの薄さに
切ってくれるし、空腹だったので支払い後すぐに一つ
ほおばると思わず笑みがこぼれエール交換しました。
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お 店 色 々

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果物スタンドから版画、画材、観光土産、ファッション、
文具、バッグ、忘れてならないワインの売り場までetc

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街角のカフェ

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IMG_2467至る所にカフェがあるパリ。街行くスピードはやたらに
速いけれど、カフェでのんびり寛いだり、友人と会話を
楽しむ習慣はまさに文化のようです。IMG_2531

IMG_2533赤い廂が目印のように多い中、地味目のカフェもありました。IMG_2563