桜前線はさっさと北上してしまいましたが、辛うじて
間に合ったのが枝垂れ桜と八重桜です。
そして遅咲きのも近くの公園にありました。
出かけてみるものですね。
春バテという聞きなれない言葉を最近知りました。
今年は寒暖の差が激しすぎてバランスを崩し、中々
立ち直るのが難しいそうで正にその状態でした。
ぼやぼやしている間に桜は咲き始め、あっという間に
満開となり今や葉桜!と、超特急の十日間。ついに
お花見なしの春となってしまいました。やっと回復し
外に出ると百花繚乱、春爛漫!忙しくなりそうです。
逆コースですが、浄土庭園に別れを告げ仁王門を通って
桜並木を歩くと、赤門近くにお茶処があったので一休み
しました。名物は穴子天ぷらというので早速所望。
丼をはみ出す大きさの穴子で大満足しました。
偶然、待っている時、ヴェネズエラから来たという婦人
客が一人。英語のメニューはあるかとの問いにお客さん
の一人が通訳を買って出て、無事注文ができました。
ほほえましい光景で気分の良い遠足となりました。
京浜急行に乗って金沢文庫駅下車。春風に吹かれながら
歩くこと12分。鎌倉時代、北条実時が建てた日本最古の
武家文庫があり、金沢文庫として有名です。
展覧会鑑賞後、敷地内の金沢北条氏一門の菩提寺である
稱名寺でゆったり春の一日を楽しむことができました。
空が高く、鳶がくるくると円を描き、亀は置物のように
全く動かず甲羅干しをしています。池の鯉もゆうゆうと
泳ぎ回っていて本当に平和で長閑です。