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暫く遠のいていた上野の西洋美術館に行ってきました。 大迫力のルーベンス作品の後、ふと中庭に目をやると、 欅が夕日に彩られ一幅の絵画のように思われました。

やっと名前が判りました。カルーナというそうで、小さ なお米のような粒々がびっしりついて美しい色です。

真っ白で清純なプリンセススノウ、雪の衣装を纏った ようです。

桜の葉が鮮やかな色で根元に散っています。

気付かぬ間に木々は刻々と紅葉していました。

もやもやとうすら寒い景色になりました。 それもその筈、本日立冬です。

何かないかな～とお稽古の道すがら、枝に絡まった 実が目に入って来ました。朱色のからすうりは目に つくので直ぐに判りますが、青々したのは初めてで す。美しいものですね。

秋らしい日が続いています。黄菊が秋の柔らかな日を 受けて輝きを増してきました。

築地の本願寺で毎月1回お昼にコンサートがあり、今回 はパイプオルガンの演奏がありました。荘厳な響きが 堂内に満ち溢れました。

気持ち良い緑の小道を抜けると聖路加の十字架が秋天に すっくと立っており、近づくと創立者の石碑と記念館が ありました。水がこんこんと流れ石蕗の花が印象的です。