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高層ビルやスカイツリーを眺めながら佃大橋を渡ると、 対岸の大川端に。川風が心地よく、遊覧船も新旧が行き 交います。黄花コスモスも秋の日を浴びていました。

紫、白、黄、橙、赤に変化するという愛らしい五色唐辛 子や鶏頭などが寄せ植えされた小公園。どなたが世話を するのか手入れが行き届いていました。

かつて佃島の渡しがあった跡にどんと立派な石碑があり ます。そのすぐ近くに住吉の大祭の写真や、神輿、愛嬌 たっぷりの獅子頭、龍虎の頭が大切に保存されています。

境内に柚子？と思ったら蜜柑で、たわわになっていまし た。鳥居脇には黒鉄もちの紅い実が沢山ありました。

佃島を吟行し、路地に様々の植木が大切にされているの に気付きました。野牡丹(のぼたん)の濃紫が印象的です。

以前ご紹介したのはピンク系でしたが、今回朱系を見つ けました。こちらも陽気で愛らしいですね！  

美しい実の色に魅かれて近づいたらどこかで見たような 葉っぱは藪枯らしでした。繁殖力が強くて、駆除の対象 になったりするけど、こんなに魅力的なんですね！

木の下のジンジャーはこれから咲き始める所、日当たり の良い方は盛りを少し過ぎた感じです。

午前中咲き始めは白、次第にお酒を飲んでほろ酔い加減 のような桜色、夕方にはすっかり酔いがまわった薄紅に 変化するので粋な酔芙蓉(すいふよう)という名だとか。

サントリーホールの玄関上にあるパイプオルゴール、 今まで全く気付きませんでしたが、開園時に壁の中 から現れ歓迎の音楽を奏でているそうです。正午にも。