取っ手が美しい形をした土瓶二点です。

左右非対称のゆがみが何とも言えぬ味わいをだしています。

桜花の雲と紅葉の錦秋のとりあわせ、なんと大胆な文様
でしょう。春と秋が融合して何の違和感もないのは技の
力ですね。

香道の雅なお道具をいれる香箱です。繊細さの極致！

緋縅の鎧兜。美術工芸の粋を集めて作られています。
これは年代物ではありませんが組紐や金具類も繊細な
美しさです。正面⇒右側⇒裏面⇒左側の順番です。

秋めいてきました。久しぶりに上野の東京国立博物館に
行くと展示が秋に因んだものになっていました。
紅葉文様の蒔絵文机と硯箱です。巻紙に水茎の跡…

すすきの花穂が開き始めました。尾っぽに似ているので
尾花と呼ばれます。すすきが揺れ出すと秋の深まりを感
じます。

可愛いキャンディのような千日紅、色褪せることなく咲
き続ける元気印で、乾燥しても色を千日保つともいわれ
るそうです。色も白、赤紫、ピンクなど色々あります。

連日の暑さでまだまだ元気なハイビスカスと聞けば夏の
イメージですが、仏桑華というと秋の響きで不思議です。