広重の江戸名所百景に月の松というのがあり、この左手の松が現在もあることを知りました。
上野の清水観音堂前で、不忍の池は今このよう
には見えませんが確かにありますね。今まで全く気付かなかったのに、外国からの
観光客が写真を撮っているので注目したら…だんだんアップにすると月の奥に弁天堂が
見えました。大きな盆栽でしょうか！？

８月も最終日となりました。
つい先日、白山神社の境内で見た酢漿草(かたばみ）の一種でオキザリスとか。よく道端などで見かける
ものとは葉の色や形が異なり引き寄せられました。

これまた本当に勢いのある石昌(せきしょう）
サトイモ科の背の高い植物です。地味な紫系の目立たない花が咲いていました。

幼少時の庭に生えていた藪蘭（やぶらん）は
あまり日の当たらないところでも元気だったが  こうして広々した日のたっぷり当たる場所だと
ますます生き生きすることがわかりました 。

この網の上の果物を見て、何を思いますか？　私は
真っ先に宮崎のマンゴ、太陽の卵を思い出しました。どうやら烏対策のようですが、これはニュートン
のりんごの木の末裔なので、ネットは不要かと。
現代のニュートンがりんごの落下で何かピカッと
発想するかもしれませんものね。

小石川植物園には由緒あるものが沢山ありますが、これもその一つで、遺伝学の基礎を築いたメンデルが実験に用いた葡萄(ぶどう)の分株で、

大正３年にチェコから送られ来てこの地で大切にされています。

エンドウ豆の実験だけじゃなかったんですね！

吟行の下見で出かけた小石川植物園、入り口左手に

大きな芭蕉(ばしょう)があるのをご存知ですか？

先ず芭蕉に敬意を表してから園内を巡りました。

珍しいことに不思議な形の花が咲き、スプリングの

ような茎の上にはバナナのような実がついています。

芭蕉とバナナが同属とは知りませんでした。

珍しい鬱金(うこん)の花。大きな葉陰にそっと

静かに咲いていました。夢見るような雰囲気ですね。

都内を歩いていてこんな立派な果実を見かけました。

梅よりは大きく、桃よりは小さい野生の実。

色合いが美しく、見とれていたら蚊にくわれました。

蝉も近くに飛んで来て暫く鳴いていました。