続いて淡い紅色。





続いて淡い紅色。





日常使われていた品々も素晴らしいデザインに溢れて
います。これは香炉で
次は矢立のような携帯用の筆記用具。
これはアラジンの魔法のランプに似ていますが、コーヒー
ポットだそうです。雰囲気ありますね。

この二面は神殿の扉だそうで、大変精緻な装飾が施され
神々しい感じがします。文字も装飾模様に見えます。
また、これはカーテンとして用いられた布で豪華な刺繍
が全面を覆いつくし、大変躍動感に溢れています。

一部をアップにするとこんな具合です。

精悍な顔つきの兵士のようなマスクや夢見るような甘い
表情の頭部。バラエティに富んでいて面白いです。

陶芸も立派なものが多々あり驚かされます。


これは石を刳りぬいて作り彫刻の施された香炉です。

手前に乳香、奥が没薬。どのように用いるのか説明は
なくわかりませんが実物を初めてみました。

石に掘られた図柄は何を意味するのか分かりませんが
大きな角の牛や、天使のような人物像がみられます。

そしてこれは母ライオンと子ライオンが。ほほえましい図です。

このヌーとした石像が迎えてくれるだけで心はアラビア
に飛んでしまうから本当に不思議です。
編隊を組んで飛んでいるように展示された矢尻、どんな
道具を使ったのか芸が実に細かく美しい形です。
現代にもこのまま使えそうな道具の数々。

焼き物の色やデザインも時代を越えて好まれそうです。

サウジアラビア王国の至宝400点が100万年の時空を
越えて東京で出会うことができました。