薄の穂もよく見ると銀色と金色のがあるのですね。
十五夜のお月さま、中秋の名月が楽しみです。

山間部の住宅が迫った稲田にも、今年も新米がたわわに
実っていました。豊かな黄金色です！

むらさきしきぶの実が大分色づき、柔らかで美しい紫色
です。同じ日に東京と日光市で見かけましたが色合いは
殆ど同じ、ほんの少し日光の方が濃いかな。

上２枚は東京、下３枚は日光です。

モダンな建物を一歩入ると抑えた照明の中、６～８世紀
の金銅仏が整然と居並び厳かな独特の雰囲気を醸し出し
ていました。いずれも表情がとても穏やかでした。

どしっとした門構えの黒門は、旧因州(現鳥取)池田家の
江戸上屋敷で使われていた正門です。裏側は簡素です。
現在、東博内にあり重要文化財です。

棘々の葉に白い大きな鈴蘭か月桃のような花を沢山つけ
てつけて東博表慶館前で一際目立ったいるのがユッカ蘭
です。かつて庭にあったのでとても親しみがあります。

アメリカのアラバマ原産で草芙蓉ともいわれる大人の顔
より大きい花で驚きました。しとやかというより華やか
な芙蓉です。

芙蓉(ふよう)は美しい人の例えで、美しいしとやかな
顔立ちを芙蓉の顔と言ったそうです。日本人は優しい
しとやかさが好んだのですね。

上野動物園の敷地内にある五重塔。本来東照宮のもの
でしたが、明治の神仏分離令の時に宮司が寛永寺に属
すると申請して破壊を免れました。更に震災・戦災も
乗り越え、江戸初期の和風様式の建造物として現在は
重要文化財になっているそうです。数奇な運命ですね。