月別: 2018年7月

かつての武蔵野の自然を留める皇居東御苑に時々写真を 撮りに行きます。お濠から門の手前で軽く手荷物検査を 受け、どっしりした門を潜り受付で札を受け取り東御苑 に入ります。 圧倒的に外国からのお客様が多く日本人は少数派です。

オレンジ色のやぶかんぞうが強風に揺れています。一日 咲くと次のにバトンタッチ、自然の中なので萎れた花殻 もそのままですが。

葉が茗荷にそっくりで藪に生えるので藪茗荷という名だ そうです。遠目でしたがおしゃれな花ですね。

春の花のイメージが強いですが、まだこんなに元気です。

牽牛織女の故事に倣い、短冊に願いを書いて竹の枝に 吊るし、星に願いを託した思い出は懐かしいですね。 この竹は幹に亀甲模様がある珍しい亀甲竹です。

幹がピカッと輝きかぐや姫が誕生しそうな雰囲気の竹、 金明孟宗(きんめいもうそう)というそうで、粋ですね。

強い日差しの中、沢山の蕾をもった鬼百合が一輪一輪 元気よく咲き始めました。

水引よりは太く、赤のままよりは大きく、伊吹虎の尾に そっくりな赤い蓼の種類です。

あまり目立たぬ花ですが細い茎に赤い粒々の水引です。

額紫陽花も多種多様で色や形の変化が目を楽しませて くれますね。